運営9ヶ月・月1.9万円のVPN特化サイトを24万円で売却。「順位上昇中」が生んだ13ヶ月分の値付け
運営9ヶ月・72記事・月間収益1.9万円のVPN特化サイト(サブディレクトリ単位)が、希望価格どおり24万円で成約。SEO順位が上昇中だったことが月利益13ヶ月分の評価を支えた。同じ売り手の2件売却のうちの1件目。
執筆: Small Start 編集部(公開情報の要約+独自分析)
数字で見る売却
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 売却額 | 24万円(希望価格どおり成約) |
| 月間収益 | 19,000円(1件3,500円超の高単価アフィリエイト) |
| 評価倍率 | 月利益 × 約13ヶ月 |
| 運営期間 | わずか9ヶ月・72記事・月6,000PV |
| 交渉申込 | 4件 |
| 売主手数料 | 0円(移管作業料 約1.65万円) |
事例の要点
わずか9ヶ月のサイト、しかもサブディレクトリ単位での売却が成立した点が特徴的だ。売り手のおにちゃん氏は同時期に2年超運営の副業メディアも100万円で売却しており、2件の比較から「何が倍率を決めるか」が見える。
本件はSEO順位が上昇中の若いサイトで、月利益13ヶ月分。一方、順位下降中だった副業メディアは15ヶ月分ながら課題開示の丁寧さで成約した。本人の結論は「順位上昇中のサイトほど高倍率で売れる。虚偽を避けた正直な開示が信頼を生む」。
この事例が教えてくれること
「上昇トレンド」は運営期間の短さを補って余りある。 買い手が買っているのは過去の実績ではなく将来のキャッシュフローであり、9ヶ月でも伸びているサイトは「これから」を織り込んで評価される。逆に言えば、売り時はサイトが伸びている最中であり、頭打ちを確認してからでは遅い。
サブディレクトリ売却という選択肢は覚えておく価値がある。 サイト全体でなく一部門だけを切り出して売る手法は、運営者のポートフォリオ整理と小口の買い手需要を両立させる。数十万円帯の市場流動性が高い(交渉4件)ことも確認できる。
「9ヶ月で売る」という時間戦略
このサイトはVPNという高単価アフィリエイト(1件3,500円超)のジャンルで、72記事・月6,000PV・月1.9万円という「まだ小さいが伸びている」状態で売られた。売り手にとっての選択肢は、(a)このまま伸ばして月5万円になってから売る、(b)今24万円で売って次のサイトに時間を移す——の2つだった。
(a)が正解に見えるが、アフィリエイトサイトはGoogleのアップデートという外生リスクを常に抱える。伸ばしている間に順位が崩れれば評価はゼロに向かう。「伸びしろを買い手に残して売る」のは、上昇分の一部と引き換えにアップデートリスクを買い手へ移転する取引であり、複数サイトを並行運営する売り手にとっては合理的なポートフォリオ回転である。
売却実務の面では、サブディレクトリ単位の切り出しに技術的な下準備(ドメイン・計測の分離、収益の按分証明)が要る点は注意がいる。本件は移管作業料1.65万円のみで手数料0円と、数十万円帯の取引コストの安さも確認できる。
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出典
本記事は上記の公開情報の要約と独自分析です。詳細は必ず一次情報をご確認ください。